2024-03-29T09:03:30Zhttp://repo.tsm.toyama.toyama.jp/?action=repository_oaipmhoai:repo.tsm.toyama.toyama.jp:000020322022-08-02T03:52:49Z00001:00283
Analyzing data of clay layer of core MDG-OWK 12 collected at Oiwake in Mt. Tateyama, central Japan立山追分で採取したコアMDG-OWK 12 の粘土層の分析データenghttp://repo.tsm.toyama.toyama.jp/?action=repository_uri&item_id=2032Departmental Bulletin Paper朴木, 英治著者は泥炭中に保存されていると推定される風成塵を調査するため、2012年に立山の追分でコアMDG-OWK12を垂直方向に3本に分けて採取した。上のコア(植物層と泥炭のみ)と真ん中のコア(泥炭から粘土への移行層)については、有機物量、無機物量、1。5μmから150μmまでの粒子個数をすでに報告した。本報告では残る3番目のコア(長さは27cmで、全て粘土層)について有機物量、無機物量、粒子個数を厚さ5mm毎に計測したので、報告する。その結果、各計測試料(直径4 mm、長さ5 mm)の重量は20~52 mgと大きく変化し、その変化は無機物の重量変化に依存していた。また、このコアは、全層に渡って一定量の有機物を含んでおり、試料の乾燥重量の9から17%が有機物であった。また、粒子の粒径別の粒子個数の分布は降水中の粒子の粒径別の粒子個数の分布とよく似ていた。これらのことから、この粘土層は基盤岩が風化して生成したものではなく、風成塵が沈着して生成したものと考えられた。試料中の有機物は、堆積した風成塵の上に生育していた何らかの植物の分解物と考えられた。富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum451111122021-07-011882-384xAA12306127http://ci.nii.ac.jp/naid/120007097285https://doi.org/10.6084/m9.figshare.14386211publisherhttp://repo.tsm.toyama.toyama.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=2032&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1http://repo.tsm.toyama.toyama.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=2032&item_no=1&attribute_id=22&file_no=2CC BY2021-04-08